老猫のごはんはウェットフードがいい?
猫は人間で言う還暦の頃が、7歳くらいとされています。
そんな老猫ちゃん、ウェットフードの方が食べやすいといわれていますが、高品質なドライフードであれば問題ないのです!
老猫のごはんの配慮はどんなことを考えたらいい?
おうちに迎え入れたときには、あんなに幼かった猫ちゃんも、数か月もすればあっという間に大人の猫になります。
猫は、人間と違ってかなり早いペースで、年齢を重ねていくものです。
人間で言う還暦の頃が、7歳くらいとされています。
ですので一緒に暮らし始めて数年もすれば、猫の老後についてしっかりと考えてあげないといけなくなるんですね。
特に配慮しておきたいのが、「フード」です。
猫は年老いてくると、だんだん寝てばかりになったり、幼い頃のように活発に動きまわらなくなります。
また内臓の機能も徐々にダウンしていくため、若いころと同じ食事では、負担になってしまう場合もあるんですね。
では老猫のフードは、どんなことを配慮してあげたらいいんでしょうか?
一般的には老猫になると、歯も衰えてくることから、「柔らかいフード」に変えていく、という風に考える場合もあります。
でも安易に柔らかいフードにしたらいいのかというと、実はそうでもありません。一番重要なのは、
「その猫の健康面を考えた場合に、最も適しているか」ということです。
フードそのものの、原材料をしっかり確認することが最重要といえます。
老猫にドライフードを与えてもいい?
猫は老いてくると、さまざまな部分が弱ってきます。
特に歯が目に見えて衰えてくると、カリカリのドライフードでは、よけいに歯を悪くしてしまうかも…消化に悪いかも…などと考えてしまいがち。
でも、実は意外にドライフードのほうが、「安心安全のしっかりした原材料」のものが多いんです。
ウエットフードは一般的に添加物が気になりますが、高品質なドライフードなら、添加物やグレインの配慮したものもかなり出回っています。
ですのでそのような中から、猫ちゃんの健康状態にあったものをチョイスして、水分をプラスして「柔らかくして与えてあげる」のがポイント。
こうすれば、歯が弱った猫ちゃんでも容易に食べることができますし、健康面でも安心、消化も助けることができるんです。
必ずしも、シニアタイプにこだわる必要はない
ちなみに私の個人的な経験では、13歳(人間でいうと、60代後半)で他界した猫は、ドライフードでも、まったく問題ありませんでした。
若い頃から、獣医師推奨のプレミアムフードを与えていたので、量も多すぎず、肥満にもならず、他界したときはなぜかそれまでとても元気だったのに急に倒れて「帰らぬ猫」に…。
でもこれはいわゆる「ピンピンころり(元気に活動してて病気もせず、すっと亡くなる)」の状態でしたので、飼い主としては医療費もかからず孝行猫さんだったと感じています。
ですから普段からフードに気を付けて、健康状態に留意しておけば、老猫になったからといって、あれこれ配慮しすぎなくてもいいのかも、とも感じます。
フードについてもシニアタイプにこだわる、ウエットにこだわるというより、その猫ちゃんの性質、健康状態を理解して、安全でしっかりと食べてくれるものを与えていけばOK。
シニアタイプでも原材料がしっかりしたもの、アレルギーや体質に配慮が必要であればそれに則したものなど、愛情をもって選んであげることが、猫ちゃんが健康で長生きしてくれるポイントといえます。
極論としては、年齢を重ねても、健康体で、元気に動きまわる猫ちゃんなら、品質が確かなドライフードを与えているだけでも、問題がないということです。
まずなにより自身の家族である猫ちゃんについて、しっかり観察して、状態を把握してあげることが一番なのかもしれませんね。
既成概念にとらわれず、しっかり猫ちゃんに接してあげて、配慮してみましょう。
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