猫のごはんタイム、適正な時間、間隔って?
成猫の食事は1日2回
ヒトの場合、食事は基本3食で、朝、お昼、晩という感じで、だいたい等間隔の時間を空けて、適量をいただくのがいいとされています。
一日の食事量が同じでも、3食ではなく、2食にすると、3食の場合よりも太りやすくなるなんて話もありますよね。
では猫さんの場合はどうなんでしょうか?
猫は本来は肉食動物で、自力で狩りをして獲ってきた小動物や鳥などを食べて暮らしてきたのですが、今では家族の一員として、家のなかで暮らしている子が多いですよね。
ですから、ごはんの時間や量も、オーナーさんの側で、きちんと管理してあげる必要があるのです。
本来は猫は少量の食べ物を何度かに分けて少しずつ摂っていくものだそうですが、室内飼いの成猫の場合、一般的には「1日2回」食事を与えてあげるとよいでしょう。
猫の食事も規則的なほうがベター!
ヒトの場合も、最近では、食事だけでなく睡眠や仕事、お風呂などのタイミングも、一定のリズムを作って行うほうが良いとされていますよね。
これはなぜかというと、体内時計が整うことで、「自律神経が正常に働く」ことになるからなんです。
一定のリズムを作って暮らすことにより、体内時計がきちんと動いて、それにより、休息のときにはしっかりと休み、細胞を修復することができるようになり、また日中はしっかりと活動ができ、頭もすっきりとして回転が良くなるのです。
猫も、やはりこのような傾向は同じで、食事の時間、間隔も一定に保ってあげるほうがベター。
猫は自分で考えて、生活のリズムを作ることはできませんから、オーナーさんが配慮して、よいリズムを作れるようにしてあげましょう。
ごはんの間隔は、朝と夕方に
元々猫のライフサイクルは、朝、そして夕方の時間帯に、自分が暮らすエリア(縄張り)を回って、その際に狩りをして、獲物を捕獲して食事をしていたと言われています。
ですから、室内飼いでの猫さんに与える食事の時間も、朝、そして夕方の時間帯がよいようです。
ただし、この時間の間隔をあけすぎてしまうと、ヒトと同じように、体にエネルギーをため込むようになって、肥満傾向になるリスクがあるとも言われています。
ですので、おおよそ食事を摂る時間帯としては、下記のような時間を参考にしてください。
- 朝 …6時くらいから8時くらい
- 夕方…18時くらいから20時くらい
朝6時に与える子の場合は、夜は18時くらい、朝が8時くらいの場合は、夜は20時くらいという感じで、一定の間隔をあけて与えるとよいようです。
寝る前に食事をあげてもいい?
ヒトの場合、寝る前に食べてしまうと、胃がもたれたり、睡眠中に蓄積されてしまい、肥満になるリスクが高くなると言われていますが、猫の場合はどうなんでしょうか。
猫に寝る直前にごはんを与えてはいけない、という意見はあまりないようです。
ただし、基本的には、その猫さんによって、一日2ないし3回程度、ご飯を一定の間隔をあけて、適量与えるのが良いとされていますので、寝る直前に食べさせるのは基本は控えたほうがよさそうです。
どうしても就寝時にごはんを要求し、泣きまくるなんて場合もありますが、その際に与える場合は、ごく少量に抑えておくとよいでしょう。
基本はその猫に応じた間隔で、毎日同じ時間帯にごはんを食べるという習慣を付けてあげたほうが良いです。
要求するからと、時間も量も関係なく無造作にごはんを与えたり、また適当に、多めのごはんを盛っておくようなことをすると、猫が食べすぎて肥満になったり、フードそのものが酸化し、劣化してしまうリスクがあります。
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