無添加キャットフードの安全性
キャットフードはドラッグストアやディスカウントストア、スーパーなどどこでも手に入ります。
安価なものも多く出回っていますが、一般的に販売されているキャットフードは、ほとんど「添加物」が入っています。
市販されているキャットフードのなかで「無添加」のものは、殆どないんじゃないかな。
目次情報
1. 添加物が猫に与える影響
4. 本当に無添加なの?
7. 無添加のキャットフードのデメリット
7-1. 保存性は?
7-2. 味は?
8. 無添加のキャットフードランキング
8-1. 1位:モグニャン
8-2. 2位:カナガン
8-3. 3位:シンプリー
9. まとめ
添加物が猫に与える影響
市販されているキャットフードなら、特に安全性を気にする必要なんてないのでは、と思うかもしれません。
しかし、私たちヒトが日常的に食べている食材や食品でさえ、確認すると相当な「食品添加物」が入っていて、添加物を多量に摂取している現役世代は、今の高齢世代の方のように長生きできないのでは、という話もありす。
それだけに、猫などペットも「添加物入りのキャットフード」を食べていることが、さまざまな病気の原因になっているのは否めません。
もちろん「添加物」といっても、酸化防止剤のビタミンCなどのように、まったく健康面に問題なく、食品の品質を保つ役割があることも、理解しておく必要はあります。
30〜40年前の頃は、キャットフードを与えるのがまだ一般的ではなく、ヒトが食べたものの残り物や、いわゆる猫まんまが主流でしたが、現在はキャットフードが当たり前ですよね。
因果関係をはっきりと指摘することはできないものの、ヒトと同じような高血圧や糖尿病などの「生活習慣病」にかかる猫が実際増えていることも事実なのです。
無添加キャットフードに変えると?
数は少ないですが、無添加のキャットフードは有ります。
そもそも「無添加キャットフード」は、猫にどんな影響があるでしょうか?
無添加タイプのキャットフードは、「猫が本来必要な栄養素を必要量摂れるように」というコンセプトで作られているものです。
人間で言うと肉・野菜・炭水化物をバランスよくとりましょうね!
という事に近く日本食を進めるイメージに近いですね。
本来猫は、肉食動物であり、自身で狩りをして小動物や鳥などを食べて暮らしてきました。
そして、猫は100%肉食で体を維持することが出来るため野菜を必要とはしません。
猫にとって「動物性たんぱく質」で構成する食事が本来必要とされるフードなのです。
無添加のキャットフードは「動物性たんぱく質」をメインにし、必要な栄養素を配合して、不必要な添加物を入れない、という作り方をしています。
そのため、猫が本来必要な栄養をきちんと取りつつ、逆に不必要なものを摂らず健康に保つことができるようになっているんです。
無添加キャットフードは、猫が食べすぎないようにできていますので、肥満にもなりにくく、脂質や糖質過多で糖尿病になるなどの病気のリスクも抑えてくれるのです。
「添加物ありのキャットフート=油もの・糖」
「無添加のキャットフード=さっぱりした日本食」
というイメージですね。
無添加のキャットフードは安全なの?
無添加のキャットフードは安心ですが、価格が高くなることも否定できません!
無添加キャットフードメリット、デメリットについてみていきましょう。
食べ物には、さまざまな添加物が入っています。
そんな添加物を気にして、無添加商品にこだわる人も居るひともたくさんいます。しかし、無添加のキャットフードだからといって、安全なのでしょうか?
たくさんあるキャットフードのなかには、無添加のキャットフードを選んであげたい、と考えるのも分かりますが、
飽くまでも「添加物入りのフード」よりも「無添加のフード」のほうが安全だと感じるからですよね?
ここでは、無添加キャットフードってそもそも安全性が高いのか?
について見ていきましょう。
本当に無添加なの?
また問題なのは、日本の国内ではペットフード、飼に関する法律が甘くなっており、添加物などを表記しなくても問題がないところです。
場合によっては、合成保存料、合成酸化防止剤など含まれていても未表記ということもあるようです。
規定が厳しい海外ではすべての成分を表示するよう義務づけられているため、そういう基準で販売されている商品のほうがより安全で安心できるのです。
猫にとって無添加のキャットフードは
猫にとって、無添加のフードはより健康に暮らしてもらうのによいということは明白です。
しかし害がない添加物もあること、また猫によっては添加物があったとしても、健康被害が出るとは限らないこと、さらには無添加にこだわったものの食べないこともあり得るものだということ。
さまざまな面を考えて納得して与え、猫が気に入ってくれればベストですね。
無添加キャットフードのメリット
なんといっても無添加のキャットフードのメリットは、「安心感」ではないでしょうか。
特に海外の基準をクリアしたフードは、全表示が基本ですから、ここを確認しても、リスクがある成分はないということになります。
やはり何らかのリスクが考えられる成分が入っていない、ということは、猫の健康を考える上でもメリットが大きいですよね。
無添加のキャットフードにはいくつかのメリットがあります。
それは以下のようなものです。
- 猫に必要な栄養素が必要なだけきちんと摂れる
- 猫が食べすぎることがないので肥満や病気にかかりにくくなる
- 添加物での健康へのリスクが下がる
- 新鮮なお水と、これだけ与えておけば食事はOK
市販のキャットフードは、どうしても「食いつきをよくする」「リピートしてもらって商品の回転率を上げる」ことに重点を置く傾向にあります。
それは残念ですが、猫の暮らしや健康を一番に考える飼い主さんの考えとはずれてしまっている事に気が付いてほしいですね。
無添加キャットフードの場合は「猫の健康」を一番に考えて設計されているので安心です。
無添加キャットフードのデメリット
では無添加のキャットフードにはデメリットは存在するのでしょうか。
考えられるのは以下の通り。
- 見た目のコストが高く感じる(安価なものの数倍の値段)
- 近くのお店などどこでもは売っていない
- 食いつきが悪い商品もある
無添加のキャットフードの場合、切らしてしまった、というときにさっと買いにいくということは難しいものがほとんどです。
また見た目のコストとしては、安価なものの数倍のお値段という感じ。
ただ食べる量としては、安価なタイプのようにがつがつと大量に食べるように設計されていませんので、少量で満腹感があり、またムダなものを摂らなくていいのが無添加タイプのフードです。
無添加であることのデメリットとして考えられるのは、「価格」「保存性」「味」など。
素材にこだわって作られるのが無添加のフードですので、価格が高くなることも否定できません。
保存性は?
無添加であることのデメリットとして考えられるのは「保存性」に関してでしょうか。
添加物を入れる主旨が、やはり長持ちさせることがかなりを占めていますので、それが入っていないことで、一般的なキャットフードに比べると傷みやすいと考えられます。
傷んでしまったフードを与えることになるとしたら、やや心配ですね。
味は?
またキャットフードの添加物の目的として大きいのは「美味しさ」「食いつきをよく」という部分。
無添加のフードの場合、とにかくナチュラルで、必要なものだけを追求しているため、猫にとっては美味しいかどうか、多少疑問にも感じます。
せっかくこだわって買い与えても、あまり食べてくれない‥という場合もないとはいえません。
無添加キャットフードランキング
1位:モグニャン
モグニャンは健康的で食いつきのいいキャットフードに着目したキャットフード♪
試食会では97.8%が食べて、93.3%が継続したいと回答!
保存料は自然由来のミックストコフェロール(ビタミンE)を使用しており、人工甘味料・着色料は一切使用していません。
栄養満点でバランスの良い愛情ごはんを目指し、もちろん穀物は一切使用しないグレインフリー!
モグニャンキャットフードは、獣医師も推奨するスペシャルフードなのです。
人間が嗅いでもいい香りで食いつきがとてもいいモグニャンですが、香料は使用しておらず、自然そのものの素材の香り。
とにかく食いつきがよくて健康に気を使うならモグニャンはおすすめです♪
2位:カナガン
2位はイギリス産高級キャットフードのカナガンです。
栄養バランスも食いつきもいいのに、野菜やハーブも配合されていてヘルシー♪
国際規格「SAI GLOBAL」クラスA取得工場で製造されているので安心!
カナガン一番のおすすめの理由は、すべて人間が食べられる新鮮な食材を厳選しているところです。
素材の栄養を損なわないよう加熱処理がされ、徹底した品質管理にこだわっています。
また、製造前と製造後の2回にわたって原材料も製品も厳しくテストが行われます。できあがり後も、3mmまで粉砕しスキャン・スペクトラム分析までしているのです!
さらに全てのパッケージには製造番号が記載。合格したサンプルは12カ月間保管してその品質をチェックしています。
カナガンは安心・安全なキャットフードです。
3位:シンプリー
3位は愛猫お健康を第一に作られたキャットフード【symply】シンプリーです。
動物栄養学者と作ったプレミアムキャットフード。
健康的なのに美味しいをコンセプトに、愛猫の健康と美味しさを両立しているキャットフードです。
グレインフリーはもちろんの事高品質+猫の喜ぶおいしさに仕上がっています。
まとめ
無添加キャットフードは、猫の健康を一番に考えて作られているフードなため、自然とコストは高めになることが分かりましたね。
しかし、一般のものに比べるとはるかに安全ですし、猫の健康を考えるなら、これをチョイスしたほうがいい、ということもわかります。
猫さんも病気になってしまったら結果お金がかなりかかってしまうのも実際の所です。
添加物は何が問題で何がどのように影響するのか、ということを知り、しっかりと考えてフードを選んであげることが大事なポイントと言えるのではないでしょうか。
無添加キャットフードは本当に猫の為になるのか?記事一覧
キャットフードに含まれる食品添加物とは?
キャットフードに使われている食品添加物の中には発がん性がある物質も実はあるんです。例えば防腐剤として使用されているBHAやBHT、エトキシンをはじめ、合成着色料の赤色2号や赤色40号などです。必ず食品添加物は表示されているので確認しましょう。目次情報1. キャットフードに含まれる食品添加物とは?2....穀物が猫ちゃんの健康を脅かしている!
穀物を消化分解するのが苦手なのです!
穀物不使用の「カナガンキャットフード」を詳しく知ってみよう!
●消化に優しいフィッシュ(魚)原料!
20年一緒を目標に開発され、年齢問わずの低カロリーキャットフード
サーモンベースの「Symply(シンプリー)」を詳しく知ってみよう!